よく聞くシングルプレイヤーとはなんだろう・・・
ゴルフをしている皆さんは「シングル」という言葉を1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
簡単に説明すると、シングルと呼ばれる人たちは、めちゃくちゃゴルフの上手い人のことを指します。
シングルの人の中にはプロゴルファーに近い実力を持った人もいます。
では、シングルと呼ばれる条件とは何なのでしょうか。
とういうわけで今回は
- シングルプレイヤーについて
- シングルプレイヤーになるには
- シングルプレイヤーへの近道とは
この3点を中心に解説していきますね。
早速以下で確認していきましょう!
ゴルフのシングルとは
ここでは詳しくシングルの意味を解説していきます。
アマチュアゴルファーが参加する競技大会では、公平さを保つためにハンディキャップ方式が採用されています。
シングルとは、このハンディキャップの数字が一桁のプレイヤーのことです。
ハンディの数字が9以下のゴルファーがシングルプレイヤーと呼ばれ、高い実力を持つことを示しています。
ハンディがゼロに近ければ近いほど、プロ並の技術を持っていることになるんです。
シングルプレイヤーの割合
シングルプレイヤーの割合を確認していきましょう。
シングルプレーヤーの数はゴルフをする人の16人に1人といわれています。
この割合は、一般的にシングルプレーヤーが全アマチュアゴルファーのうち約5〜7%といわれています。
現在日本のゴルフ人口は670万人です。
シングルプレーヤーは人数にすると、約40万人に当たるので、16人に1人ということになるんです。
シングルプレーヤーの中でも、半数以上がゴルフ歴20年以上と、一般的にスコアと経験が比例していることがわかります。
シングルになるためには
シングルになるためには、アベレージプレーヤーを目指すことから始まります。
100を切ったり切らなかったりでは、たまたま90を切るようなことがあっても、ハンディキャップは下がりません。
コンスタントにいいスコアを出すことがシングルプレイヤーには求められています。
シングルプレイヤーになるためには、コンペや大会の時だけクラブを握るだけでは、無理でしょう。
普段からクラブ、練習用バットなどを使用して素振りするなど、努力しなくてはいけません。
また、打ちっぱなし練習場でフォームやスイングをチェックしながらボールの軌道を確認するのも良いでしょう。
シングルとなるには豊富な練習量が必要不可欠ですね!
自分の能力を把握し、ワンショットごとをどのクラブでプレーするか逆算していけば、1ラウンドでのストロークが見積もれます。
シングルに必要な5つのテクニック
僕自身が感じた、シングルの人たちに共通している5つのテクニックを解説していきます。
シングルを目指すのであれば、これから紹介するテクニックは必要不可欠です。
以下が、必要な5つのテクニックです。
①ドライバーの方向性
②アイアンの打ち分け
③リカバリー能力
④アプローチの技術
⑤パターの精度
1つ1つしっかり確認していきましょう。
❶ドライバーの方向性
ドライバーは飛距離もある程度は必要ですが、方向性が何よりも重要です。
基本的には、ミドルホールの2打目でグリーンを狙える位置に運べることが求められます。
パーやボギーでまとめていくには1ラウンドでOBを2度、3度と出してしまうのはNG。
仮にミスをして大きく外したとしても林など脱出が比較的容易なところにとどめておくことが大切です。
飛距離は平均的なレベルでも大丈夫です。
シングルは飛距離がないとダメなんじゃないかと思いますが、そんなことありません!
200ヤード以上が目安で、飛ばせるに越したことはありませんが一番重要なのは方向性です。
❷アイアンの打ち分け
アイアンの場合は、番手ごとの正確な打ち分けができることです。
距離感を合わせられること、方向性も確かなものを持っている必要があります。
特にアイアンの場合はフルショットするケースは少なく、4分の3ほどの力感と振り幅でコントロール性を重視して打つことがほとんどです。
フルショットはミスショットに繋がりやすいので、8割の力で振る練習をしていきましょう。
❸ミスリカバリー能力
ミスショットした際に、いかにスコアを落とさずにゴルフができるかが問われます。
どんなにスキルのあるプロであっても、ゴルフではミスが出ます。
そんなときに大切なのがリカバリーショット。
例えば、林に入れてしまった場合には確実に1打で脱出する。
バンカーにつかまったときも同じです。
トラブルに陥ったときにはそれ以上傷口を広げることがないように、次の1打でしっかりリカバリーができる力が大切です。
❹アプローチの技術
100ヤード以内のショットであれば8割くらいはグリーンに乗るか、カラーなどでパターを使って打てる範囲に乗せられる技術が備わっていることです。
残りヤード数の1割の距離に寄せられる、というのが一つの目安。
たとえば50Yだったら4~5メートル、20Yだったら2メートル以内に寄せられるという形です。
乗せる場所も大切になります。
二段グリーンや距離がある下りなど、パターで打つときに難しいところ、3パット・4パットをしてしまいそうなところを避けてボールを落とすことも重要です。
❺パターの精度
ゴルフではスコアの40%を占めるのがパターです。
パターはシングルプレーヤーになるためにもっとも重要になります。
トータルが80から85程度だと、パッティングに費やすのは32から34。
よほど難しい局面でない限りは、2パット以内で収めることが求められます。
そもそもパッティングの技術が高いことだけではなく、傾斜などのラインを読む技術があること、さらには寄せワンが狙えるような場所に寄せるアプローチ技術の高さも肝心です。
パターはアマチュアでも練習すればすぐに成果が出て、シングルレベルに近ずけます。
パター練習は家でも簡単に練習することができ、継続しやすいからです。
僕が学生時代から家で使ってひたすら練習していたパターマットを、以下に紹介しておきます。
是非、参考にしてみて下さいね!
まとめ
いかがだったでしょうか。シングルプレイヤーに関する解説は。
これからシングルを目指すゴルフファーの方には、是非参考にして頂きたいです。
シングルに近道はありません。
コツコツと日々、ゴルフの練習を積み重ねていけば、結果としてシングルプレイヤーの実力が伴うはずです。
練習場にいけない日は家でパター練習や家の前で素振りをしたりと、小さな努力を積み上げていきましょう。