皆さんこんにちは!ゴルフブックのRUIです。
今回は「賭けゴルフ」について解説していきます。
ゴルフで賭けをすることを「握り」とも言いますね。
そもそも、賭けゴルフにおいて金銭の受け取りをする事は原則として法に触れる可能性が高いです。
茶店での飲み物・レストランでのご飯などを賭けたりするのは問題ない可能性が高い、と言う事です。
常識の範囲内での賭けゴルフは、いつものゴルフにメリハリがついて、盛り上がるのでおすすめですよ。
ということで今回は
- 賭けゴルフの種類
- 賭けゴルフのルール
この2点を中心に解説していきます。
では早速、以下を確認していきましょう。

賭けゴルフの種類
賭けゴルフ(握り)には様々な種類があります。
その中でも代表的な7つがこちらです。
- オリンピック
- ラスベガス
- ピンポンパン
- お友達
- ナッソー
- オネストジョン
- タテ・ヨコ
1つ1つ解説していくので以下で確認していきましょう。
①オリンピック
オリンピックは4人1組で行います。
グリーンオンしてから始まる、パッティングのみで結果が変わる賭けです。
オリンピックのルール
オリンピックは、カップから1番近い人 (鉄)がカップインすれば、1ポイントがもらえます。
2番目に近い人 (銅)は、2ポイント。
3番目の人(銀)は、3ポイント。
4番目人(金)は、4ポイントがもらえます。
これを18ホールして、合計ポイントで競います。
オプションとして、グリーン外からチップインした場合は5ポイントがもらえる「ダイヤモンド」などが有名ですね。
オリンピックで勝つためにわざとアプローチを金の位置に打つ人がいますが、そのようなことをすると確実に嫌われます…。
ラウンドの雰囲気も悪くなるのでやめましょう。
1ポイント100円が相場ですかね。
②ラスベガス
ラスベガスは賭けゴルフの中でも、かなり有名です。
でも、最も得点の差が粗くなるのがこのゲームです。
上級者と初心者でするのはおすすめしませんね…。
ラスベガスのルール
1組4人で2人ずつペアになり、協力して対戦します。
各ホール打つ順番でペアを組みます。
1番最初に打つ人と、最後に打つ人がペア。
2番目と3番目に打つ人がペアが基本です。
1番・4番ペアを「A」、2番・3番ペアを「B」として解説します。
「A」が3打と4打で上がれば、数字の大きい方を一の位にして「34」とする。
一方、「B」が4打と5打で上がったとすれば「45」となります。
「45」ー「34」=11
その結果、「A」が「11点」勝ちとなります。
ただ、片方の組みがダブルパー(パー4なら8打)を叩いてしまうと一の位と十の位をひっくり返します。
つまり、パー3のホールを「A」が「36」で上がると本来は「36」ですが、「63」にひっくり返ってしまうんです。
そうなると、大損です…。
1点、何円でするのかが気になります。
相場は50円くらいですかね。
「11」点勝ちならそのホールで一人550円勝ちです。
これに様々なオプションのルールがあり、バーディとったら勝ちの点数が倍になるなど…。
18ホール続くので、かなりの金額が動きます。
初心者の方にはおすすめできません。
ラスベガスに誘われても、断りましょう…。
③ピンポンパン
ゲーム性が分かり安く、自分との戦いになる個人ゲームなので、スコアも良くなりますよ!
かなり単純なゲームなので、楽しめます。
ピンポンパンのルール
点取りゲームの1種で、各ホールで最初にグリーンにオンした人が1ポイント入り、全員がオンしたときにピンに一番近い人が1ポイント。
一番早くカップインした人が、1ポイントがもらえるゲームです。
18ホールを回って、合計得点が一番多い人が勝ちになります。
1ポイント100円くらいが相場と言えそうです。
④お友達
お友達もラスベガスとほぼ一緒のルールです。
ティショットの近いもの同士がペアを組み、ペアの合計スコアで18ホールポイントを競います。
お友達のルール
お友達は、まず4人がそれぞれティーショットを打ちます。
打ったボールの位置が近い者同士がダブルスを組んで、2組でスコアを競うゲームです。
このゲームの特徴は、毎回ティーショットを打ってから、ダブルスの相手を決めます。
例えばパー4のホールで、ダブルスのメンバーがともにパーで上がった場合は、そのホールの得点は「44点」となります。
相手側のふたりがともにボギーなら「55点」となって、スコアの少ない方の点差、11点の勝ちになります。
ハーフに一回だけ、打つ前にリーチをかけることができ、得点が2倍となるなどのバリエーションもあります。
⑤オネストジョン
オネストジョンは、ラウンドする前に自分がどのくらいのスコアで回れるか予想し、申告します。
ラウンド終了時に、自分が申告したスコアに一番近かった人が優勝です。
以下で詳しく解説します。
オネストジョンのルール
コンペスタート前に、自分が18ホールをどれくらいのスコアで回れるかを申告します。
スコアのポイント計算は、予想スコアと実際のスコアが同じであれば優勝です。
たとえば、事前申告よりスコアがよかった人には、1打につき+1、事前申告より悪かった人は1打につき+2が一般的です。
たとえば、「90」で回ると申告して、ラウンド終了したら「95」だったとしましょう。
その場合は、「5」オーバーで、相手側に2倍の10ポイントが入ります。
反対に「85」で上がると「5」アンダーとなった場合、5ポイントが相手側のポイントになります。
オネスト ジョンはあらかじ予想して決めたスコアと実際のスコアの差が、多くても少なくても相手側にポイントが入る仕組みです。
その差を縮めることが重要なポイントになります。
⑥ナッソー
ナッソーは、比較的昔から行われている賭けゴルフで
- OUT9ホール
- IN9ホール
- トータル18ホール
の3つに分け、1対1や2対2のチームで、ストローク・プレーまたはマッチ・プレーで対戦します。
ナッソーのルール
例えば、1対1の対戦では、AさんのOUTのスコアが(42)、INのスコアが(48)、18ホールの合計は(90)になります。
同じく、BさんのスコアがOUT (43)、IN(49)で合計を(92)とします。
前半は、Aさんが勝ちで1ポイント入ります。
後半も、Aさんが勝ちで1ポイント入ります。
トータル18ホールでも、Aさんの勝利で1ポイントが入ります。
このように、18ホールを
- アウト
- イン
- トータル
の3つに区分しているので、前半負けても後半頑張れば、巻き返せる仕組みです。
1ポイント、500円〜1000円が相場のようです。
⑦タテ・ヨコ
対戦相手の実力に、大きな差がある場合は痛い目に合ってしまいます。
スコアカードのタテ、ストロークの合計を争うのが「タテ」です。
逆に、「ヨコ」は比較的ビギナーにも安心して楽しめます。
以下で詳しく解説しますね。
タテのルール
ラウンドが終了した時点で、スコアカードのタテ、つまり18ホールのストローク数を競うものです。
ハンディがあればそれを引き、1ストローク1点として合計点を計算して勝敗を決めます。
単純にスコア勝負です。
スコアに上限がないので、ゴルフの上手い人と対戦すると恐ろしいことになります。
ヨコのルール
タテと同じくヨコは、ラウンド終了後のスコアカード「ヨコ」の各ホールのマッチ・プレーで競います。
ホールごとのハンディを引いたうえで、計算し勝敗を決めます。
「タテ」と違うところは、「ヨコ」は1ホールで大叩きしても、負けは1点のみなので、ビギナーでも気軽に楽しめますよ!
まとめ
いかかがだったでしょうか。賭けゴルフの世界は。
金銭の受け取りは法に触れると、最初にお伝えしました。
飲み物を賭けたりすれば、いつもとは違う楽しみ方ができて新鮮だと思います。
もちろん、嫌がっている人を無理やり参加させたりするのは絶対にやめましょう。
賭けゴルフはあくまでもゴルフを楽しむためのゲームです。
金銭をかける必要はありませんし、茶店で飲みものを賭けたりが一般的です。
賭けゴルフのせいで、ゴルフを純粋に楽しめなくなる人もいます。
そのため僕は、おすすめしませんが賭けゴルフをするのであれば、常識の範囲内で楽しんくださいね。
それではまた!